クレディフ:CREDIF(視聴覚)

クレディフとは?(動画編)クレディフとは?(テキスト編)Web上でクレディフ体験講師からのメッセージ

クレディフとは?

授業の様子

DVV(De Vive Voix)14課の授業の様子です。

■講  師: ルロン講師
■タイトル: Cathie et Pilou dessinent
■あらすじ: Pierreは彼女のMireilleをまだ両親に紹介できていません。Mireilleのことが気になって仕方がないPierreの弟と妹、PilouとCathieはどうにかしてMireilleのことを聞き出そうと、絵を描くふりをして、色々と質問を試みるのですが…
■学習内容: (テーマ)人間の体の部分 (文法事項)間接話法の用法、中性代名詞leの用法
1. Présentation(説明)
 
2. Mémorisation (暗記)&
 Exercices de réemploi(文型練習)
3. Exploitation &
 Transposition (応用練習)

クレディフ講師インタビュー

ステファン・ルロン講師のインタビュー
1.他のメソッドとの違いは?
2.授業で工夫されている点は?
3.どのような方におすすめ?

クレディフとは?

会話力を伸ばす!

本講座は、フランス本国で開発された視聴覚の教授法を用いた講座です。コミュニケーション能力を効果的に身に付けることを目的にしていますので、話せるようになりたい方にぴったりの講座です。

反射的に言葉が出てくるメソッド

この教授法は、アフリカのようなフランス語圏で字の読めない人たちが上質のフランス語を習得するために開発されたメソッドです。このメソッド最大の特色は、文字が無く、スライドと音のみの直接教授法にあります。 クレディフのメソッドであれば、自分では見つけるのが難しい、フランス人が良く使う言い回しを、知り、覚え、使えるようにすることが可能になるのです。

  • 目(スライド)と耳(音声)からのアプローチだけで実践的な訓練を行っていきます。
  • 通常の講義スタイルとは異なり、発言の機会も多く、コミュニケーションの道具としてフランス語を実際に使うことに重点を置いた内容になります。
  • 自宅での予習はほとんど必要なく、教室での授業のほか、復習の一部である応用練習、反復練習までも教室やラボで担当講師の指導のもと、系統立てて綿密に実施されます。
  • 無理なく、効率よく、着実にフランス語の実践的な総合力を身に付けることができます。

授業の展開

●Présentation●
前方のスクリーンに映された画像を見ながら、同時に流れてくる音声を聴き取ります。そして、講師が単語などの意味を説明します。生徒ひとりひとりが理解しているかを確認するために、生徒をどんどん当てて答えさせていきます。これが反復練習になります。また、同時に発音矯正も行います。

●Mémorisation● ●Exercices de réemploi●
次にラボ室へ移動します。ラボ室にはひとりずつのブースがあり、USBへの録音ができます。先程学んだフレーズや、文法事項の練習問題を録音します。講師は録音の間にモニターをしていて、間違いを訂正します。繰り返し声に出して練習することで、自然と口からフレーズがでるようになります。

●Exploitation● ●Transposition●
ラボ室での演習後は、これまでに学んだ新しい単語、表現、文法事項などを使って、講師と生徒の間で質問と答えのやりとりを行い、その日に学んだことがしっかりと身に付いているかを確認します。また、2~3人のグループで、スライドの登場人物になりきって発表を行います。

クレディフ講師紹介

ローラ・ランデ
パリ第Ⅶ大学Master1(言語科学)。FLE(フランス語教授資格)
東京の語学学校や企業向け法人講座等で豊富なフランス語教育経験を持つ。日本語と英語が堪能で、優しい授業スタイルが特に人気。
ミッシェル・ラリア
ポワティエ大学修士(歴史学)
大学、語学学校や企業等で豊富なフランス語教育の経験を持ち、アテネの伝統的な講座「クレディフ」は35年を超える教授経験のある人気のベテラン講師。
ステファン・ルロン
国立東洋言語文化大学卒(日本語)、パリ第Ⅲ大学修士(フランス語教授法)
フランスと日本の語学学校等で豊富なフランス語教育経験を持ち、現在大学の講師としても活躍中。
ソフィー・バッカロ
ピカルディ・ジュール・ヴェルヌ大学Master1(造形芸術)。FLE(フランス語教授資格)
日本語と英語が堪能で幼い子供から大人まで幅広い層の教育経験を持つ。
オリヴィエ・ナントワ
パリ第Ⅳ(ソルボンヌ)大学博士(フランス近現代史)。FLE(フランス語教授資格)
パリと東京で豊富なフランス語教育経験を持つ。専門の歴史をはじめ、フランスの現代事情や文化についての学識豊かな話題を交えた教授方法が持ち味。
アントワーヌ・デュケノワ
リール第Ⅲ大学修士(FLE‐外国語としてのフランス語教授法)
日本語が堪能で、日本の各省庁のフランス語研修で活躍。日本以外にも韓国の語学学校や中国の高校等でも教育経験を持つ。
ジェレミー・プティジャン
モンペリエ第Ⅲ大学Master1(フランス語教授法)
フランス、インドネシアでのフランス語教育経験とDELF/DALFの試験官経験に加え、東京の語学学校や企業向け法人講座等で豊富な教育経験を持つ。

Web上でクレディフ体験

  • スライドと音声のみによるクレディフの授業を体験していただけます。
  • 文字を見ずに、場面のイラストと会話の音声のみで状況がご理解していただけるでしょうか?Leçon1~3の前半部をご覧いただけます。

Leçon1「ピエールとミレイユが出会う」

<あらすじ> 3月のパリ。ある日の夕方、主人公のミレイユは仕事が終わり家路を歩いています。そして、もう一人の主人公ピエールも帰宅するところです。ところがミレイユは工事現場の近くで突然足をとられてしまいます。そこにピエールが偶然通りがかり・・・

<文法事項>

  • 主語人称代名詞: je, vous
  • 職業の言い方: Je suis …, Vous êtes …
  • 強勢人称代名詞: moi, vous
  • 疑問文 とその答え方: Qui est-ce? - C’est X. Il est …  Qu’est-ce que c’est? - C’est un …, C’est une …, Ce sont des …
  • Voilaの用法: Voilà un …, Voilà une…

Leçon2「ピエールが帰宅する」

<あらすじ> 街中で偶然ミレイユに出会った後、ピエールは家に帰ります。帰宅したピエールはカバンを置きます。そして、妹のカティがそのカバンを開けると、女性用の手袋とスカーフが出てきます。一体だれのものなのか、家族みんなが興味津々に・・・

<文法事項>

  • 指示形容詞: ce, cette, ces
  • 誰の物かを限定する言い方: C’est le/la … de X, Ce sont les … de X
  • 誰の物かを尋ねる疑問文とその答え方: A qui est …? - Il(Elle) est à X.  A qui sont …? - Ils(Elles) sont à X.
    A qui sont …? - Ils(Elles) sont à X.
  • 強勢人称代名詞: lui, elle
  • Il y a … の構文: Il y a un …, Il y a une…, Il y a des…,

Leçon3「ピエールがミレイユに会いに行く」

<あらすじ> ミレイユに偶然出会った翌日、ピエールは彼女が置き忘れてしまった手袋とスカーフを届けに行きます。タクシーから降りた場所、「モンマルトル通り6番地」の住所を頼りにピエールは彼女を探します。ピエールが彼女の部屋にたどり着くと・・・

<文法事項>

  • 所有形容詞: mon, ma, mes, son, sa, ses, votre, vos  C’est le/la … de X? - C’est son(sa) …
  • 何階に住んでいるかを尋ねる疑問文とその答え方: Il habite à quel étage?-Au …. étage.
  • 量を表す表現: un verre de bierè, une tasse de café, une bouteille de bierè
  • 定冠詞の応用:de + 定冠詞(le, la, les)= du, de la, des

担当講師からのメッセージ

講師からのメッセージ


(パリの街を1人歩きしたい?それなら、ピエールとミレイユの素晴らしい世界で一緒に勉強しましょう。CREDIFはあなたの夢をかなえてくれます!)

受講生の皆様からご意見をいただきました

先生も優しくて、聴きとることに慣れた気がします。文法は大学ですべてやったので、復習になるのですが、よくわかっていなかったところが改めてわかり、とても勉強になります。
(E.Hさん 20歳 大学生)
文法の知識も学びながら、発言する機会を多く得られるので、フランス語が自然と口をついて出てくる訓練になると思います。
(M.Sさん 32歳 パート)
先ずはフランス語を耳から”音”で捉え、それを口から発するという反復練習を積み重ねることで、様々なシチュエーションにおける自然な表現を習得することが出来ました。更にそれを応用することで、より表現力を高めることが出来ます。また、文法の要点も押さえながら、背景にあるフランスの文化も知ることが出来る、充実したメソッドだと思います。
(N.Fさん 41歳 元会社員、現在留学準備中)
私は、CREDIFの途中の課程から受講しました。弱かった聞き取り能力を強くしたかったのが、受講の理由でした。既にそのクラスに居られた方々のレベルは高くて、最初はついて行けない気がしました。しかし、先生の親切な指導でその中で背伸びしているうちに聴く力が向上したように思えます。
(Y.Iさん 77歳 元技術者)
語彙や文法知識の蓄積のおかげで文章理解ができるようになっても、聞き取りや会話力をつけるためには耳や口を鍛える必要があります。クレディフはディクテや口頭練習(スキット、練習問題、グループ発表)を繰り返すことで、その基礎を身につけさせてくれます。発音のチェックや作文の指導などもあり、実践志向の総合力をつけたい人向けの講座です。
(M.Kさん 49歳 会社員)