日程 | 2015年11月14日(土) |
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時間 | 16:40~18:30 |
講演者 | 島崎貴則 |
受講料 | 校内生1,000円 校外生1,500円 |
定員 | 70名(お申込み先着順) |
注目の話題作が日本初演
20世紀フランスを代表するウジェーヌ・イヨネスコの傑作『犀』が、パリの演劇シーンで注目を集める俊英エマニュエル・ドゥマルシー=モタ(パリ市立劇場芸術監督)の演出で蘇ったのが2004年。06年の再演を経て、11年からはインターナショナル・ツアーを敢行、ロサンゼルス、ニューヨークなど4都市を巡るアメリカ公演、さらにモスクワやアテネ、バルセロナ、ロンドンでも上演し、いよいよ世界的な成功を収めました。そして2015年、ついに待望の日本初演が実現します。
劇作家 ウジェーヌ・イヨネスコ
1909年ルーマニア生まれ。大学卒業後、フランスで校正係などの仕事を経て、“反戯曲”を掲げた処女戯曲『禿の女歌手』を発表。『授業』『椅子』と小品を続けて発表するが、当時の顧客たちにはなかなか理解されなかった。60年、自身の短編小説を基にした『犀』がジャン=ルイ・バローの演出、主演によりパリ初演。また、オーソン・ウエルズ演出、ローレンス・オリヴィエ主演によりロンドン初演。国際的な知名度を得る。70年アカデミー・フランセーズ会員に選出。94年、84歳で死去。
講演者 島崎貴則
アテネ・フランセ講師。1969年東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科を経て、同仏文科卒業。アテネ・フランセでフランス語、古典ギリシャ語、ラテン語を学び、ディプロム(卒業資格)、ブルヴェ(教授資格)を取得。豊富な語学教育経験のほか、アニメ版『テルマエ・ロマエ』のラテン語監修や、クセナキスのオペラ作品『オレステイア』上演に協力してアイスキュロスの翻訳なども手掛ける。
特別優待特典
特別講演参加の方には、パリ市立劇場『犀』公演のS席を割引料金にてご案内いたします。『犀』の公演日程は2015年11月21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)の3日間、会場は彩の国さいたま芸術劇場です(フランス語上演/日本語字幕付)。本国でも上演機会の少ない『犀』が、パリの俊英による演出で蘇り、待望の日本での上演が実現します。是非この機会に本場の演劇をお楽しみください。
お申し込み方法
@アテネ・フランセ1階受付でお申し込み(お支払いは現金となります)
Aホームページからお申し込み(お支払いは銀行振込となります)
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